日本沈没……アルマゲドンですか?
例によってレイトショーで「日本沈没」を観てきた。公開2日目でなかなかの客入りかな。
とどのつまり、印象はタイトルどおりです。草彅剛の最後が、アルマゲドンのブルース・ウィリスとダブりました。
コレは小松左京の「日本沈没」とは別モノということですな。別の物語として観れば「アルマゲドン」ばりに楽しめるかもしれません。ただ、登場人物すべてに緊迫感が希薄で、のんきな感じがします。ストーリー上の時間の流れが、うまく伝わってこないからでしょうかね。
だって、函館の赤レンガ倉庫が津波にのまれるシーン、観光客が逃げ惑ってるように見えますが、あのタイミングで観光に行きますかね。北海道も九州もすでに大変なことになってますけど……。
さらに、政府が「5年以内」とかいってるうちに日本列島はどんどん沈んでますが、この状況では5年は持たないって気づくでしょ。とっとと日本脱出しますよ、ホント。
あとね、原発ってどうなってるのかな。いろいろな建築物が壊れるのはゴジラ観てるみたいでいいんですが、地震や津波の原発被害とか心配になりますわな。
突っ込みどころは他にもあるかと。だいたいプレートに爆弾ドカンで、日本は沈まない? スピーディ過ぎる国際協力とともに、荒唐無稽さに救われた日本でした……。
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